てんてんてんまり てん手まり・・・
和歌山県果樹試験場では、10月中下旬に収穫可能な良食味で外観の良い完全甘柿の新品種「紀州てまり」を育成しました。特性については、果実は「富有柿」より大きく(約400g)、果皮は赤橙色で外観が良好。糖度は「富有柿」と同等の17%程度、多汁で良食味。
当園では2018年12月より「紀州てまり」の栽培を開始。数年後の収穫を楽しみに待ちながら栽培中です。
今年は新たに5本の「紀州てまり」の苗木を植えました。
日当たり、風当たりなど農園のどの場所が栽培に適するのかそれぞれの苗木を分散して植樹。
当園最初の「紀州てまり」育成から1年4か月。
もも、くり三年、柿八年。気長に育てましょう!
新しい品種を育てるとき、
苗木を植えるよりも接ぎ木の場合短い生育年数で出荷ができるようになります。
今年3月に種なし柿の幹に接いだ「紀州てまり」、元気な新芽が伸びてきました!
渋柿の幹に接いでもちゃんと甘い柿が実ります。
もも、くり、三年、柿・・・・八年も待てないw